秋公日記・2007最終回・前編~能狂の長い一日~
- 小林
- 2007年10月20日
- 読了時間: 2分
一夜明けましてこんばんは、小林です。
さて、昨日行われました2007年度秋公演「舞もみじ」にお越し下さった皆様、誠にありがとう御座いました。
そして部員の皆様、お疲れ様でした。
今回も折り見て写真撮りましたので、秋公演の様子をレポートしたいと思います。
【08:00】
松浦の「8時だよ!全員集合!」のメールが回るのとほぼ同時に、全員が開学に集合。

いやぁ、それにしても昨日のあの雨は何処へやら。抜けるような青空です。
ただ、中庭の地面の状態によっては所作台を敷くことが出来ないので、昨日から心配していたのですが、どうやら今日は地面もごきげんな様子。水たまりもぬかるみも出来ていません!ヾ(´∀`)ノ
日の光で地面をもう少し乾かしてから、早速所作台の準備です。

舞台の準備は、公演の中でもっとも大変且つ最も重要な作業です。
土の上なので多少の妥協は仕方ないものの、極力水平になるように、そして間に隙間が出来ないように、所作台を置いていきます。
ひどい段差や板のささくれ等があると大変危険ですし、それを気にかけっぱなしではシテものびのび舞えません。

和室の奥とゼミ室に置いてある所作台を出して、回廊に置いてから、まずは地面に直接触れないようにビニールシートを敷きます。
そしてその上に所作台を並べていくのですが、木で出来た所作台のこと、所作台一枚一枚にそれぞれの性格が出てしまっているのです。
少しサイズが小さかったり、反っていたり……。

その中でもきわめて扱いづらいのがこの「荒くれ者のダニー」
公演の度に能狂部員を困らせる悪い子です。何故「ダニー」かは……何故なんでしょうか。笑
ちなみに、他にも「黒田君」「山城君」等がいます。
所作台を並べてみて、隙間が出来るようであれば他の所作台と変えてみたり、段差が出来るようであれば下に補正用の板きれを入れ、1時間近くかかって漸く舞台が完成します。
舞台が出来上がった後は各自声出し・舞の練習です。
畳の上でと所作台の上でとは、やっぱり勝手が違います。本番までに少しでも慣れるべく、所作台の上を使って練習します。
【11:30】
各自適宜昼食をとり、その後は着替え。
着付け講座を早めにやっておいたおかげで、割とスムーズに着替えることが出来ました。
その後、着物を着ての最後の練習。
本番が刻々と近付いています。
この辺りの写真は撮り忘れました。すみませんm(_ _)m
【14:25】
公演の流れの最終確認。
みんな、特に一年生は大変緊張している面持ち。
全ての確認を終えてから、全員で門へと向かいます。
【14:30】
いざ、開門!
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